通信制の高校で考えた「不登校」という身近な課題

第3回目の実施校は代々木高等学校東京本部。通信制の高校です。授業は自宅などでも受けられるため、この企画に参加してくれたのも生徒40人中、計12人と少人数でしたが皆さん熱心に取り組んでくれました。

「不登校のテーマ」が出てくることの意味

あるチームは小中学校の不登校の理由を調べました。生徒はこのテーマを選んだ理由について「自分たちの仲間にも不登校の子がいるから」と話してくれましたが、授業を担当する合田晃治校長は生徒からこのテーマが出てきたことについて「ホッとしたところもある」と語りました。

「この中にも過去に不登校だった子は多いんです。その彼らがこうやってデータを調べて自分の問題を社会の問題に置き換えることができている。今も本当に現在進行形の問題として深い傷を負っていたらこんなテーマ選べないですよ」。

生徒たちが席を立とうとしない教室

生徒たちが力を発揮してくれたのがデータを探す時間でした。この学校ではiPadを使いましたが、慣れた手つきでパネルを操作し、次々と目当ての情報を見つけていました。合田校長は「この子たちだって一度火がつけばすごいんですよ」と話します。その言葉を証明するように手が止まりません。授業の終了時刻を過ぎても生徒たちが席を立とうとしなかったのは、この高校が初めてでした。

参加チーム作品一覧