鉄道運賃が高すぎる?生徒の半分が感じた課題

東京から電車で約1時間。ベッドタウンとして知られる千葉県白井市の閑静な住宅街のなかに、千葉県立白井高校があります。社会課題アイデアソン第2回目の実施校は、この高校の1年生を対象にして開催しました。

模擬投票はきっかけでしかない

アイデアソンは夏の参院選で選挙権を得る18歳向けを想定しているため、1年生にとってはちょっと難しい内容です。ではなぜ授業に取り入れたのでしょう。同校の小島江美子教諭は過去に授業で行った模擬投票を引き合いにして説明してくれました。「投票の後、誰を選べば良いのか、何をもとに判断していいのか分からないという声が、生徒自身から上がったんです。生徒が政策を自分事として考える機会が必要だと思いました。模擬投票は単なるきっかけでしかないんです」。

北総線の運賃はなぜ高く感じるのか

白井高校で出された社会課題のアイデアは、他の学校とは違いとても特色がありました。「恋人の家が遠い」という本当に身近なものを挙げたチームや、「歩きスマホの危険性」をテーマにしたチームもありました。そんななか、計10チームのうち実に6つのチームが身近な課題としたのが、「北総線の運賃の高さ」。千葉ニュータウンの中に位置する白井高校は、周辺を通る電車が北総線しかなく、多くの生徒がこの路線を使って通学しています。「電車の運賃」はまさに学生生活の中で感じる身近な課題だったようです。

参加チーム作品一覧