「幼稚園の先生になりたい」高校生が考えた待機児童問題

社会課題アイディアソン5回目の実施校は千葉県立佐倉東高校。普通科のほかに、県内で唯一の「調理国際科」と「服飾デザイン科」を設置し、未来の調理師やデザイナーの教育にも力を入れる高校です。

地域性がにじみ出た「生徒たちの課題」

学校は、江戸時代は佐倉城の城下町として栄えた自然豊かな町にあります。生徒たちが課題を書いてくれたポストイットからは、そんな地域性もにじみ出ました。例えば、ある生徒は「コメの値段が高くなっている」と書き、チーム内で共感を呼んでいました。生徒たちに理由を聞くと、家が農業を営んでいてお米の値段は常に気になっていると話してくれました。

また、通学路で野良犬を見かけることが多いという生徒は「あの犬はこれからどうなるのだろう」と感じていました。これも動物愛護法などと結びつけて考えれば「社会課題」の一つとして表現できるテーマです。

身近な課題だった「待機児童問題」

待機児童問題を扱ったチームもありました。生徒のうちの1人はお母さんが幼稚園の先生をしていました。「お母さんの職場で先生を募集しても、人が集まらなかった」ことに課題感を感じました。また他の2人の生徒も、幼稚園の先生や福祉関係の仕事を目指しています。みんなにとっての「身近な課題」は「日本の社会課題」なのか、データを用いて俯瞰しようと試みました。

参加チーム作品一覧