大阪の高校で考えた 17歳のリアルな課題って何?

第4回目の実施校は大阪府立北摂つばさ高校。初の関西地方での開催です。2年生22人に参加してもらいました。さすが「お笑いの聖地・大阪」。笑いの絶えない教室で社会課題アイディアソンは始まりました。

ポストイットからみえる「高校生のリアル」

生徒たちが課題を書き込んでくれたポストイットからは、「高校生のリアル」が垣間見えます。北摂つばさ高校では、例えば「最近、親と話していない」「頭の良さだけで評価されるのが問題」など、高校生が日頃感じている課題がたくさん挙げられました。こうした一見社会との関連性が薄いと思われがちなテーマも、データを組み合わせることで、一つの社会課題として可視化できます。

「バイトが辞められない」切実な訴え

そんななか1つのポストイットに「バイトが辞められない」。飲食店でアルバイトをしている生徒が書いたものでした。店では「失敗したら罰金を課せられることもある」といいます。勤務は夕方の5時から深夜2時近くまで及ぶことも。労働基準法は高校生の夜10時以降のアルバイトを禁止しているため「夜10時以降はタダ働き」だと話してくれました。「帰ったら倒れるように寝る。辞めたいけど、しんどいのは他の子も一緒やし、自分だけ辞められない」。このチームはなぜ高校生が忙しくなっているのか、データを用いて探ることにしました。

参加チーム作品一覧