NHKをめぐるBPOの政府批判、妥当性は

最終更新日:2015年11月15日

画像:アフロ

NHKをめぐるBPOの政府批判、妥当性は

放送倫理・番組向上機構(BPO)放送倫理検証委員会が「クローズアップ現代」などNHKの二つの報道番組について「重大な放送倫理違反があった」と指摘。その意見書で、政府を厳しく批判したことが波紋を広げています。

BPOの意見書を振り返る

意見書はこの映像部分について、ブローカーや債務者とされた人物が実際は知人同士である上、「隠し撮り」を演出して撮影するなど、「視聴者に著しい誤解を与える致命的な問題があった」と認定。

BPO検証委「重大な倫理違反」=NHK「クロ現」出家詐欺報道-政府対応も批判(時事通信)

写真:アフロ

政府が反論、BPOも反論

安倍首相は「問題ない」との認識を示したほか、自民党の谷垣幹事長らが反論。これに対し、BPO側も新聞社の取材に応じ、改めて政府を批判しました。

「NHKの予算を承認する責任がある国会議員が、事実を曲げているかどうか議論することは至極当然だ。全く問題ない」との認識を示した。

自民のNHK聴取は「当然」=安倍首相(時事通信)

賛否が拮抗

Yahoo!ニュースの意識調査では11月15日現在、約4万5000票が集まっており、「BPOの政府批判は妥当」が48.9%、「BPOの政府批判は妥当でない」が48.2%で賛否が拮抗しています。

意識調査に寄せられたコメント

そもそも放送業界が自浄能力を発揮できていないことのほうが問題。免許事業で限りある周波数帯を使用し、「誰がどう見ても問題」なことが「たびたび」発生すれば、監督官庁である総務省が乗り出すのは当たり前。

総務省の厳重注意は貴重なご意見ありがとうございます・・・ではないのか。BPOは何か勘違いをしていませんか。今のBPOには独善的な匂いを感じます。

政府がNHKに限らず報道機関にくちばしを入れることは報道の自由に対する不当な介入で極めて不適格でBPOが総務大臣を厳しく批判したことは当然のことである。

権力はどこでも(中国、ロシア等)言論統制したい誘惑に駆られ、報道機関に圧力をかけたいものでしょうが、民主主義は基本的に批判勢力を許容することで社会の安定を計るシステムだと思います。

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