ユネスコ拠出金、停止しても大丈夫?

最終更新日:2015年10月26日

画像:アフロ

ユネスコ拠出金、停止しても大丈夫?

 ユネスコが「南京事件」の資料を世界記憶遺産に登録したことをめぐり、日本政府はユネスコへの拠出金を停止することを検討しています。この拠出金停止について賛成する意見が多い一方、一部から「国際社会の理解を得られない」との批判があがっています。

日本の影響力は

ユネスコの運営は各国の拠出金で成り立っています。下記のグラフをみると、アメリカの割合が22%と最も多いですが、アメリカは2011年にパレスチナが加盟したことに抗議して拠出金支払いを停止。現在は日本が最も多くの拠出金を支払っており、関連予算を含めると年間37億円にものぼります。

出典:文科省、外務省HPから。Yahoo!みんなの政治作成

アメリカは拠出再開目指す

ただ、アメリカでは分担金拠出を再開する動きが出ています。

米国が停止している分担金拠出に関し「全面的な再開に向け、できるだけのことをする」と述べた。

ユネスコ分担金、全面復活へ努力=執行委再選目指す-米国務長官(時事通信)

8割が停止に賛成

 Yahoo!ニュースの意識調査では10月26日現在、約15万票が集まっており81.9%が「資金拠出をやめるべき」と回答しています。与党・自民党の部会でも以下のように拠出金停止を求める決議が可決されました。

記憶遺産制度の改善を働きかけ、ユネスコへの分担金・拠出金の停止、支払保留等、ユネスコとの関係を早急に見直すべきである。

自民党

 ただ、一方で国内から批判も。河野洋平元衆院議長は拠出金停止議論について

「『自分たちに都合の悪い記事を書く新聞の広告主に言って広告を止めたらいい』という議論があって笑われたことがあるが、同じ性質のものだ」。

拠出停止「恥ずかしい」=河野元議長(時事通信)

と話し、自制を求めています。

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